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簿記3級の難易度はどの程度か

簿記に興味を持つきっかけはいろいろあります。
スキルアップの一環、資格取得を趣味としている、他の試験に挑戦する足がかりなど様々です。

日商簿記3級試験は、門戸が広く開かれた試験の一つです。誰でも、およそ1ヶ月前までに受験を申し込めば受けられて、しかも年3回程度開催されており、難易度としても簡単だと言われています。
実際のところは、どの程度の難易度なのか気になります。

簿記3級の難易度はそれほど高くありません。複式簿記という概念をしっかり理解するところが一番のポイントと言えます。
簿記3級の内容をまとめると、個人商店の日常業務を帳簿に記入し、決算処理をして、貸借対照表と損益計算書を作成するというものです。
ちなみに2級になると扱う規模が大きくなって、テキストも商業簿記と工業簿記に2種類になりますが、最終目標は同じく財務諸表を正確に作成することにあります。
簿記3級で初めて簿記に触れるという人は、まずは大枠を捉えることを第一目標にすることをおすすめします。
そうすると、日常生活で耳にする言葉が簿記用語だったんだ、という新鮮さを味わいながら、素直に理解していくことが可能です。

勉強を進めていくと、細かいところが気になってしまったり、テキストではほとんど説明されずに消化不良になる部分というのが現れてきます。しかし実際の試験で配点の高い部分は基本的なところを聞いてくる問題なので、合格するためには一旦無視してしまって構いません。
簿記3級の勉強はメリハリをつけて、大枠部分が身につくように意識して行えば、合格圏内に入ることができます。

簿記3級の合格率はそんなに高いの?

資格取得が流行ったこともあり、本屋さんの資格コーナーにはたくさんの参考書が並んでいます。
簿記3級は、簿記試験の入門として根強い人気があります。何種類かのテキストと問題集が平積みになっているのをよく見かけます。
ところで簿記3級の合格率はどの程度なのでしょう。

日本商工会議所の実施している簿記検定試験受験者データによると、各回でかなりのばらつきがありますが、概ね40%程度の合格率となっています。なお、受験者数は毎回9万人程度のようです。
時折合格率が10%台にまで落ち込むことがあります。それは、試験問題は大きく5問しかない中で、どれかに難しい(または今までと傾向の異なる)出題があったからです。合格点は100点満点中70点なので、丸ごと1問を落としてしまうとかなり厳しくなってしまいます。
試験直後にインターネットの掲示板を見ると、多数の受験者が感想を言い合っています。あなたが「なんじゃこりゃ」と思った箇所は、だいたい皆も同じように悩んだところです。その意見や、その他解説講義を聞いたりして、自己採点をしてみることができます。

基本的に簿記3級は合格率が低くない検定試験です。
独学でもテキストに沿って素直に勉強していけば、合格圏内に入ることは十分に可能です。
会社員であっても通勤時間などを利用して、1ヶ月ほどあれば合格する人もいます。
不安な場合は、通信教育講座も各種スクールが取り扱っていますし、最寄りの商工会議所でセミナーが開かれたりもしています。
初学者の場合は簿記の基礎概念を理解するために、そういったものを利用すると良いと思います。

簿記3級の問題集の選び方

簿記3級は、テキストと問題集が1冊ずつあれば、十分合格を狙えます。
ここでは問題集の選び方をまとめておきたいと思います。

まず、テキストにセットの問題集があれば、それを選んだ方が効率的です。テキストの進み具合に合わせて、問題集も頭から順に使うことができるのです。
セットであれば同じ著者の場合もありますし、そうすると表現の仕方も似たものになり、理解がしやすくなります。
特に初めて簿記を勉強する場合は、一環して同じ考え方で解いていった方が混乱が生じず、勉強の継続にも効果があります。
ただ、セットの問題集の場合、そのシリーズでは不要だと判断された内容に全く触れることができなくなります。
もちろん省略されていても簿記3級の試験自体に合格は可能です。
2級を目指す人や、他の資格取得のために深い知識に触れておきたい人にとっては問題になる可能性があります。

あえてセットではない問題集を選ぶこともできます。
その場合は、模擬試験や試験本番でいきなり知らないタイプの問題に遭遇する確率が低くなります。これは大きなメリットです。
簿記3級試験は、大問が5問しかありません。この中でいかに苦手分野を減らしておくかが大事になってきます。
セットではない問題集であれば、あらかじめ自分の不得意な分野にも触れておくことができる可能性が高くなります。

また、テキストのチェック問題程度で済ませて、問題集は買わずに、模擬試験問題ばかりを解くということも有効な手段です。
すでに力がある人におすすめの方法で、できれば解説があるものが望ましいです。ただし解説がアッサリすぎて意味不明であれば、むしろ問題と回答だけのシンプルなもののほうが良いです。
簿記3級の内容は、解くことで身につくことも多いものです。

簿記3級勉強用テキストの選び方

簿記を受けようと思い立ったら、まずはどんな試験なのか、いつ頃行われるのかを調べます。
そうして本当に受ける気になれば、本屋さんでテキストを選ぶと思います。
テキスト選びは、簿記3級に合格するポイントとなります。

どんな資格試験でもそうですが、簿記3級もテキストの選び方は重要です。
ペラペラとめくってみて、自分に合いそうだと思うものを選ぶのが良いとされています。
ただ、そこで選んだテキストが最初の印象と裏腹に自分に合わなかったが為に、試験を受ける気力をなくしてしまう場合もあり得ます。簿記3級というと、どうしても合格が必要だという人が多くないのも原因かもしれません。

簿記3級ではどんなテキストを選べば良いでしょう。
もし初学者であれば、マンガで説明しているものをおすすめします。
興味や他の資格の素養として簿記を受ける人は、できるだけ細かく説明が載っているものを選びたいかもしれません。
しかし、簿記の用語や考え方は馴染みがないとかなり特殊なものです。3級は基礎的なところなので、無理せず必要十分なポイントをマンガで説明したテキストを選んだ方が、理解がスムーズに進みます。
逆にすでに会計や経理業務に精通している場合であれば、細かいところまで説明しているテキストを選んだほうが良いでしょう。
簿記3級の範囲は本当は広いのですが、合格するために必要なポイントは確かに絞られています。
もう大枠を理解しているなら、今後のことを考えて、細かい部分の知識も深めることに重きを置くと良いです。

簿記3級のテキストは、細かいところが気になるタイプかどうか、という判断基準ではなく、初学者かどうかで選ぶと合格への近道になります。

簿記3級を短期間で確実に合格する方法

簿記試験、特に簿記3級は、簡単だと思われている資格の一つです。
しかし合格率はというと、およそ40%前後となっています。決して一夜漬けや、ぼんやりしていて通る試験ではありません。
かと言ってすごく難しいのかというと、そうでもありません。
会社員の人でも参考書1冊、問題集1冊をスキマ時間を使って1ヶ月で十分合格圏内に入る内容です。

簿記3級の勉強法はシンプルが一番です。
まず、全体をザッと把握します。細かいところは気にしなくて良いです。
特に初めての場合は用いられる言葉に慣れないと思いますが、なんとなくわかった程度で十分です。
次に、簿記3級のポイント、仕訳について一つ一つ確認していきます。参考書で1項目勉強したら問題集で該当個所を解いてみる、間違ったら解説をよく読むというパターンを繰り返します。
特に重要なのは、決算処理と財務諸表の作成です。単なる計算ミスが連鎖すると、数字が合わなくなってしまいます。
最後に、模擬試験を1回でもやれればなお良いです。時間がなければやらなくても大丈夫かもしれません。
これを1ヶ月程度の期間、スキマ時間を使って勉強すると、簿記3級の合格が可能なレベルに到達します。

勉強法からは少し逸れるのですが、会場にはいろいろな人がいます。
特に簿記試験では電卓を使用するので、そのキータッチが激しい人もいます。
会場では周りが気になってしまって気が散らないように、自分のペースで問題が解けるように平静さを意識することをおすすめします。
また自分の電卓操作が遅いと感じる人は、使う電卓を早くから決めておいて慣れておきましょう。